「2019年8月4日 川旅-13日目」【砂湯キャンプ場~士別】

川旅日記
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昨日は少し飲み過ぎたけど早起きして撤収準備。

お見送り
8時に解散。M家の3人を見送る。

和琴キャンプ場からの屈斜路湖
ボクもすぐに出発。まず和琴キャンプ場へ。
2010年に来て以来。あの時のボクと全く同じ場所で同じようにテントを乾かしている人がいる。
テントも同じなんじゃないか?何も変わっていなくて懐かしい。

みやざきのソフトクリーム
そしてあの時食べてメチャクチャ美味しかったソフトクリームを食べる。
甘い牛乳味は変わらないけど昔の方が美味しく感じたのはボクの疲れ具合の影響だろう。
あの日のソフトクリームには何もかなわないんだろう。

メジェールファーム再び
続いてメジェールファームへ。
Mがココの受付に良さそうな虫除けが有ったと教えてくれていたので、それが目当て。
強烈な虫除けを期待していたが、馬が舐めても大丈夫という、優しい虫除けだった。
でもそもそもボクは皮膚が弱いのでイイのかもしれない。2本購入。
ボク達が泊まったバンガローには、もう別の客が入っていた。
みんなと過ごしたココでの事が楽しかっただけに、急に何だか寂しい気持ちになってしまうが、
思い出に浸るのもここまでだ!国道241をひたすら走って阿寒湖を目指す。

国道241から望む雄阿寒岳
雄阿寒岳を見て、

国道241から望むペンケトー
ペンケトーを見て、
いよいよ阿寒湖が近くなる。

阿寒川 滝見橋より
2013年に苦戦した阿寒川の流れ出しを滝見橋から見る。

阿寒湖では知っているお土産屋さんだけ覗くつもりが結局ダラダラと長居してしまった。
2000年に初めて来た時だけ営業していた「ビッキの店」はとうとう看板も無くなっていた。
2017年に亡くなった瀧口政満さんの「イチンゲの店」で新しい作品集を買う。
始めは吠えてきた店の犬になつかれて、ずっと足をなめられていた。
「熊の家」ではOKI DUB AINU BANDの新しいアルバムを買う。
会計の時に店のお兄さんに「あれ!?前に来た?」と聞かれ、
ニヤニヤしながら「ども」と言うと「カヌー担いで旅してる!」と思い出してくれた。
そして「美鈴」のオジサンとオバサンはやっぱり覚えていてくれて、
今回もコーヒーをご馳走になる。
やっぱりボクは阿寒湖が好きだ。次はキャンプ場に泊まって一日過ごしたい。
夢中になりすぎて阿寒湖では写真を撮り忘れていた…

阿寒湖を出る時にガソリンを入れようと思っていたのにスタンドが休みだった。
しばらくは何もない道になる。とうとう警告ランプが点滅。
ギリギリまで粘って道の駅「あいおい」に入って携行缶のガソリンを入れる。

相生のクマヤキ
ついでに名物のクマヤキとやらを食べる。

ホクレン フラッグ
携行缶のガソリンが無ければ次の町の津別まではもたなかった。
津別のホクレンで給油。携行缶も満タンにする。

北見、訓子府、置戸、この辺りは2010年に下った常呂川の時に通った。
あの年は異状に暑くてガリガリ君不足が報じられていた。

石北峠
夕方になって石北峠に入る。
層雲峡を抜けて上川から先、愛別、比布、は石狩川を下った時に通った場所。
40号に入るとすぐに和寒。1997年にMと自転車で走っているときに入った焼き肉屋さんが有る町。
オバサンと話し込んで最終的には泊めてもらった思い出深い所。
今日は終日思い出に浸っている…。

夕暮れの道
もう陽が暮れてしまう。
剣淵を過ぎるとようやく士別。買い出しをして「つくも水郷公園」へ。
暗い中でテントを張って夕飯。

遅い夕飯

柏田 洋志

1975年生まれ、東京都出身。多摩美術大学美術学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。企業にてパッケージデザインに携わったのち、1999年独立。企業や団体の広告デザインを中心に各種グラフィックデザインを行いながら、毎年夏には日本各地の川の上流から海へ出る川旅に出かけている。2019年現在、下った川は60本。三途の川を100本めとして、99本を目指す「川旅99」プロジェクトを進行中。

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