「2019年8月1日 川旅-10日目」【釧路川-2 弟子屈~標茶】

川と青空とカヌー 川旅日記
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ナマステヒマラヤコーヒー
朝イチでナマステヒマラヤコーヒーを淹れる。

卵6コで目玉焼き
卵6コで目玉焼き!

幸せな朝の食卓
幸せな朝の食卓。

勝手に集合写真
勝手に集合写真を撮って出発だ!

摩周大橋をくぐる
すぐに摩周大橋。

弟子屈の街を進む
天気は上々。弟子屈の街を進む。
今日は昨日にも増して虻の猛攻に会う。

第2滑り台の瀬
瀬はあまり無いが、第2滑り台はやっぱり楽しい!

弟子屈の街を過ぎると「この先カヌー危険!ココで上がれ!」的な看板。ナンだそれは?
構わず先に進む。しかし、ヌプパクシヤナイ川が合流する直前で川幅が狭まり、
テトラの絡むタチの悪い瀬が出てくる。その直後、川幅は4~5mとさらに狭まり、
両岸ともテトラが敷き詰められた水路となる。今まではこんな箇所は無かった。
明らかに川が改造されている!証拠写真を撮ってやる!

改造された釧路川
調子に乗ってパシャパシャと写真を撮っていたら
カヌーが横を向いてテトラに引っ掛かって川を塞いでしまった。
そこそこ流速があるのでカヌーは呆気なく横転して流される…
みんなが追い付いて来る前にカヌーを起こして沈をごまかしたい。
流されながらカヌーを起こそうとするが、荷物が重くて上手くいかない。
結局水路の出口で着岸。
Mが下ってきて「Kが沈した!」と言って右岸のテトラの上を走って行った。
ボクもスローロープとナイフを持って左岸のテトラの上を走る。
Kちゃんのカヌーは右岸でひっくり返って止まっていた。
モヤイ綱がテトラに絡んでるらしい。Kちゃんはテトラの上に居るので一安心。
少し下流の流れの弱い所に戻って川に飛び込み右岸に渡る。

テトラに捕まったカヌー
なるべくモヤイ綱を水中から引き出して、もう出せない、というところで切断。
Kちゃんは上の瀬で沈したらしい。カヌーを起こして水路の出口までボクが漕ぐ。

これが釧路川か?
改造の途中なんだろうが、コレが釧路川だとは思いたくない…
それとモヤイ綱、有ると便利だけど付け方を考えないといけない。

幸せな親子の図
水路を抜けて街を離れると、瀬が増えて少し忙しくなるが、
もう危険な箇所は無かった。

2羽のヤマセミ
ヤマセミがドンドン増えて、近くで見る事もしばしば。
ボクはヤマセミ好きだなぁ。

怪しくなる雲行き
午前中の快晴が嘘のように急に雲行きが怪しくなり、とうとう雨となる。
同時に虻の攻撃が少し納まる。

虻のコレクション
あまりにも虻が多かったので、撃墜した虻たちを勲章としてコレクション。
始めからだとこの倍は撃墜したはず!

モヤが立ち込める-3
雨で水温と気温の差が急に変わったからか?
川面にモヤが立ち込めて、先の見通しが利かずにちょっと怖いくらい幻想的な風景となる。
写真を撮っているうちに3人は先に行ってしまった。しばらく1人旅を楽しむ。

モヤが立ち込める-2
そしてモヤの向こうに仲間が見えてきた時はちょっと嬉しい。

ケガした丹頂
瀬文平橋の少し下流右岸の草地に丹頂がいた!バサバサとはばたくが飛ばない。
近付いて見ると足を怪我している!可愛そうだけど、どうしてあげることも出来ない。
と思ったが急に鶴公園の存在を思い出した!すぐに電話番号を調べて報告する。
無事に保護されるとイイなぁ。そうしたらきっと鶴の恩返しがあるぞ!
でも虻を殺し過ぎたから虻の仕返しも有るかもしれない。
いや、虻は噛んでくるからいけないんだ!お互い様だ!

標茶で乾杯
ハプニングも有ったけど予定通りに標茶に到着。すぐに乾杯!

キタキツネ
温泉と夕飯を済ませてから鶏肉をツマミに呑んでいるとキタキツネ登場。
鶏肉の匂いで現れたな?でも何もあげない。
お互いのためにもあげちゃいけないんだ。

柏田 洋志

1975年生まれ、東京都出身。多摩美術大学美術学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。企業にてパッケージデザインに携わったのち、1999年独立。企業や団体の広告デザインを中心に各種グラフィックデザインを行いながら、毎年夏には日本各地の川の上流から海へ出る川旅に出かけている。2019年現在、下った川は60本。三途の川を100本めとして、99本を目指す「川旅99」プロジェクトを進行中。

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