パンにハム、チーズ、トマト、キュウリを挟んで食べる。
最近はこれが旨くてたまらない。
今日はフランスパンじゃないのが少し残念。
一番好きなパンはフランスパンなのだ!
昨日ヌカカに刺された額は鼻の上までボッコリと腫れ上がった。
自分はサル顔だと思っていたけど、目と目が離れてちょっと犬顔になった…
昨夜、徳志別から雄武へ移動して道の駅に泊まったのだが、
今日は雄武〜興部〜紋別〜湧別とオホーツク海沿いの道を走り、
渚滑川、湧別川、と2010年に下った川を続けて渡る。
どちらも河口付近には工事車両が入っていた。こうして野性味の有る川は減っていくのだ。
朝からシトシトと冷たい雨が降っていたが、雨脚はドンドン強まる。
湧別の道の駅で温泉に入る。礼文島で入って以来久々の風呂。
風呂に入ると額の腫れが少し引いた気もするが、低くなった分広がったようにも感じる。
まぁ、経験上ヌカカの腫れは4日で落ち着く。
湧別からは国道242を南下、遠軽から国道333に入って、
丸瀬布、白滝と湧別川沿いの懐かしい地名を見ながら上川へ。
上川層雲峡ICから愛別ICまでは、8月4日に天塩川に向かう時に通ったのと同じ道。
今日は視界が悪くなるほどの土砂降りとなった。
旭川で少し買い物。久々の都会で久々の渋滞。
旭川を抜けて東川町に入るとようやく雨は上がった。
次の川は忠別川。ただその前に少し寄り道。
実は明日と明後日、この東川町で開催される「大雪 旭岳 SEA TO SUMMIT」という、
カヤック→バイク→ハイクで海から山頂を目指す大会にエントリーしているのだ!
「海から山頂」と言っても東川町には海が無い。
カヤックは忠別湖(忠別川のダム湖)を5km漕いで、
そこから旭岳山麓駅まで自転車で15km登り、
ロープウェイで姿見駅へ移動。姿見駅から徒歩で2km、旭岳山頂を目指す。
「海抜0mからスタートしてないじゃないか!」とか
「途中でロープウェイ使うの?」なんて細かい事は気にしない。
制限時間は有るけどレースじゃないから順位はつかない。(タイムは記録してくれる)
あくまでもレースではなく「自然について考えよう」という環境スポーツイベント。
だけどボクは自分がどの位の時間で完走できるのか知りたい。
(そもそも完走出来るのかもわからないけど…)
今までカヌーも自転車もハイクも、レースとか大会の類には出たこともない。
一人で勝手に遊んでいただけで、
自分の能力が人と比べてどうなのか?なんて全然知らない。
人と比べる事なんて無意味だけど、
人並みの体力は有るのか?全然ヘナチョコなのか?位はちょっと知りたい。
だから周りはノンビリ楽しく走るのかもしれないけど、ボクは全力で挑もうと思う。
3種目の中で一番不安なのはバイク。
この川旅ではだいぶ自転車に乗っているけど、峠と言える峠は走っていない。
今回は15kmの距離を登りっぱなしで700mほどの標高を稼がなければならない。
それがどの位の大変さなのか?そんなに大変じゃないのか?ボクは全く分かっていない。
分からない事は不安に繋がる。自転車で走る道の様子は知っておきたい。
そんなわけで今日は予習の為に来たのだ。
だけどもうすぐ陽が暮れてしまう。
自転車で試走するのは諦めて、とりあえず車で走る事にする。
スタート地点の忠別湖親水公園にはすでに「SEA TO SUMMIT」のノボリが立っている。
ワクワクする気持ちと緊張が混ざり合う。
自転車のコースを車で辿ってみるともちろんアッと言う間だったが、
「こんな坂を自転車で最後まで登り続けられるのか?」という不安だけが残ってしまった。
似た斜度の峠を自転車で登った経験があれば、
「この斜度なら行ける」とか「ちょっと頑張んないとダメだな」とか
判断も出来るのかもしれないが、ボクには判断の基準にする経験が無い。
「苦しそう〜キツそう〜」というボンヤリとした感想しか浮かばない。
やはり実際に自転車で走ってみないと意味がない。
明日は昼から開会式なのでそれまでの時間を使って走ってみよう。
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