「2019年8月21日 川旅-30日目」【徳志別川 下見】

徳志別川上流5 川旅日記
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8:00起床。

さるっぷりん
プリンを食べる。
車中でノロノロとブログの更新などして、昼に道の駅を出る。

エサヌカ線の長い直線道路 エサヌカ線の長い直線道路2
エサヌカ線の長~い直線道路を走ってクッチャロ湖方面へ。

カツサンドと牛乳
浜頓別の道の駅でカツサンドと牛乳の昼食。
ドラッグストアで膝のケアのためにテーピングを買う。
続いて枝幸の道の駅へ。
鬼の顔のデザインが施された熊避けの鈴がカッコイイので買う。

白いブラックサンダー
会計を済ませて売店を出ようとすると、レジのおばさんが追いかけてきて、
白いブラックサンダーをくれた。ボクの日焼けの理由を聞きたかったらしい。

枝幸を出るとすぐに徳志別橋。橋の上流にウライが設置されているが、川の雰囲気はイイ。
徳志別川の河口から川沿いを走る林道は7km程で途切れる(らしい)。
そこから5km上流にある豊沃橋まで川に近付く道は無い。
豊沃橋に出るには河口から約8km国道238号を南東に進み、
道道1023号に入って南西に約10km、と大回りしなければならない。
とは言え車なら大した距離ではない。
豊沃橋にはすぐに出ることができた。

徳志別川
イイ川だ!!
そもそも今回は、この川を下る予定はなかった。
礼文島と利尻島の後は忠別川を予定していたが、ただ南下するのではなく、
途中でどこかイイ川を下れないだろうか?と思って川地図の本を眺めていた。
そして「道北屈指の銘川」という言葉に惹かれ、急遽この徳志別川に来ることにした。
だから地形図は用意していない。
豊沃橋から河口までは12km。2~3時間で下れそうだが、
ボクが使っている川地図には豊沃橋から下流の情報しか載っていない。
何かココより上は下れない理由が有るのだろうか?
あまり人の手は入っていない川ということなので、
堰などは無いだろうが、滝は有るかもしれない。
川沿いの道道120号を天の川トンネルまで遡り、トンネル手前で右折。道はすぐに砂利道となる。

徳志別川上流1
川沿いを走るこの道を進み、橋のたびに車を停めて川の様子を見る。

徳志別川上流2
川は徐々に細く浅くなり、岩の露出が増える。

徳志別川上流4
河口まで道のりにして約45km程の所まで上がると道は川から離れ、
これ以上川沿いを遡ることはできなかった。
そしてここまで来ると、釣りにはイイかもしれないが
カヌーで下るのは厳しい渓相となる。
両脇の茂みから鹿が頻繁に出てきて車の前を走るこの砂利道を10km以上遡って来たが、
ボクの自転車で走るのは少し厳しいかもしれない。
橋から見た限り、岩の絡む険しい瀬はあるが、堰や滝は無かった。
しかし道から見えない所はわからない。地形図を持っていない弱味だ。
下れない事はないと思うが、車の回収のために砂利道を自転車で走る事を考えると、
あまり上まで入り込まない方が良さそう。

徳志別川 スタート地点-2
結局天の川トンネルから500〜600mほど上流に架かる橋から出発することに決める。

1
相変わらず鹿が飛び出して来る道を引き返し、
豊沃橋に戻る頃には空が暗くなり、雨が降り始めた。
タープを張って夕飯の支度。
明日のために膝にテーピングを貼り、ラッシュガードを着込んで眠る。

柏田 洋志

1975年生まれ、東京都出身。多摩美術大学美術学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。企業にてパッケージデザインに携わったのち、1999年独立。企業や団体の広告デザインを中心に各種グラフィックデザインを行いながら、毎年夏には日本各地の川の上流から海へ出る川旅に出かけている。2019年現在、下った川は60本。三途の川を100本めとして、99本を目指す「川旅99」プロジェクトを進行中。

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